バリー・マンのアルバム「サヴァイヴァー」は何故その名前になったのか?
1960年代に数々のヒット曲を
シンシア・ウェルと共作して
生み出し続けたバリー・マンですが
1975年にリリースした「サヴァイヴァー」
このアルバム!
何故この名前にしたのか?
ボブディランを筆頭に
シンガーソングライターの
大きな波が押し寄せ
ミュージシャンたちは
自分で自分の内側の葛藤や変化、等
より個人的な部分にスポットを当てて
歌詞からメロディーまで
作り上げる。
という時代になってしなったわけですね。
バリー・マンは
ヒットメーカーですが
人の為に曲を作っていたわけですから
需要が減ったに違いありません!
もうお分かりですね^^
生き残ったわけです!
時代の波に飲まれることなく
自分でこれだけの完成度を誇る
楽曲が作れることを誇示したわけです。
(本人はどう思っているかは分かりませんが・・・)
「サヴァイヴァー」
生き残ったわけですよ!!
良いアルバムです!
最高のアルバム!
70年代を代表する屈指のアルバムと言っても良いかもしれません!
アレサフランに歌わせたら
どんな感動を呼び起こすか?
など、想像力を膨らまてくれます。
そうそう・・・
バリーマンのように
シンガーに楽曲を提供する人って
【シンガーが歌うより人の心を打つ】
なんて言われることもあって
ダン・ペン等も
同じようにグッときますよ!
そしてもし、これからどんな音楽を聞こうか?
道に迷っている方がいれば
このアルバムは何かの道しるべになると思いますし
あなたの音楽人生(例え聞くだけの「私も」の人であっても)
に明るいともしびを与えてくれると思いますよ^^
キングカーティス「ライブアット・フィルモアウエスト」レビュー!
アレサフランクリンが
逸話から生まれたアルバムです。
ご存知の方も多いのでは?
経緯はこうです。
フィルモアの出演依頼が来たアレサは
ライブ企画側に多額の出演料を要求しました。
企画側はその金額を聞いて
「ん~!無理!」
となってしまい
なんとかせねばと知恵をひねり出し
打開策として浮かび上がったのが
「ライブアルバムを作って発売しよう」
という物でした。
ライブアルバムを作ってリリースすれば
売れた分印税が入るでしょ?
という名案!
どうせだったら
バックミュージシャンは
最高の人たちを準備しようという事で
選ばれたのが
鬼軍曹率いる「キングカーティスとキングピンズ」だったってわけですね。
まぁ、言い方は悪いですけど
アレサの前座的な立ち位置だったわけですけど
そんなことがあってキングカーティスは
こんな素晴らしいアルバムを残してくれたわけです。
以前一緒に聞いていた仕事仲間で
カラオケに行けばみんなが笑いだすくらい
超の付く音痴君が
「こんなバンドをバックに歌ってみたい」
と言っていたのを思い出すと
笑ってしまいますが
バンドサウンドも最高!
アンプ通したキングカーティスのサックスの音色も最高!
歴史的名盤なので聞いてくださいね^^
アーサー・コンレイの「モア・スイート・ソウル」というアルバムについて
アーサー・コンレイの「モア・スイート・ソウル」を本音でレビューしたいと思います。
アーサー・コンレイ(ARTHUR CONLEY)は
オーティス・レディングに見いだされた為か
このアルバムの題名「モア・スイート・ソウル」
となったのかもしれません!
オーティスよりスイートだぜ~!
という意味なの?
1曲目のビートルズナンバーは
飛ばして聞いてます。
2曲目からは目が(耳が)話せません!
BGMとして聞こうものなら
俺が許さん!!
と言わんばかりに
「ディアン・オールマン」のギターが火を噴いてきます。
どの曲もカッコよくて
「これぞソウル」
という名曲ばかり!
でも、師匠ともいうべきオーティス・レディングに
悲劇が襲ってきて
そのショックが大きかったためか
以降は目だった活動もあまりなかったそうです(涙)
でもこうして「モア・スイート・ソウル」という
傑作アルバムがある限り
アーサー・コンレイの名は
不滅なのかと思います!
まだ聞いたことが無い方は
聞いておいた方が良いですよ^^
外れない名盤です!
最近気が付いたサム・クックの魅力!
ソウルのキング!
誰もが認める
最上級の称号!
オーティス・レディングだって
尊敬していました。
昔から好んで聞いてはいましたが
でも、個人的にヤッパいいわ~^^
って思ったのが
実は2,3年前なんです!
理由は?
鬼軍曹キング・カーティス率いる
キング・ピンズをバックにした
「ハーレムスクエア」を聞いたから
これはそのサムのアルバムではないけれど・・・
サム・クックの歌声って
「スムース」って表現されることが多いけれど
そのハーレムスクエアでのライブは
シャウトしまくり
観客を盛り上げる様子は
【あ~!ゴスペルで鍛えたんだな~。】
って実感してしまいます。
同じようにライブアルバム
「コパカバーナ」では
白人さんが観客なせいか
「スムース」です。
「ハーレムスクエア」
「コパカバーナ」は
2枚とも購入して
長きにわたって聞き比べすると
人種差別への考え方だったり
時代背景だったり
魅力だったり
偉大さをひしと感じる事が出来ます!
そうそう、この画像のアルバムは
確かストーンズがカバーした
「good times」が入っていたからだった気がしますが
「チェンジ・ゴナ・カム」
自らの死期を感じていた?
とされる
「キープ・ムービン・オン」
で締めくくられていて
「チェンジ~~」は
かなり影響されていることが伺えます。
このくだりが聞きたくて
何度もこのアルバムを聴きました。
またインターネットが普及したとはいえ
「ハーレムスクエア」の動画は流石に無くて
替わりと言っては何ですが
オーティスのライブ動画を見て
サム・クックがどんなステージを繰り広げていたのかを
想像する?
そんな楽しみ方をするのも良いですよ!
みんなが寝静まったころ
一人強めのお酒のロックを用意して
じっくり観たいもんです。
あ~飲みたくなってきた^^
ロン・セクスミスのサウンドは心にグッとくる音楽!
以前1970年代の音楽ばかり聞いているとかいたことがあると思います。
幾つか例外もあって
ロン・セクスミスはその最たる例の一人。
1995年デビュー
今から20年前
古い?
私にとっては新しい部類です^^
出会いは、またいつかご紹介したいな~!
と思いますがまだ聞いたことが無い方がいるとすれば
いいておいた方が良い
おすすめのミュージシャンです。
どんな音楽性なのかと言いますと
「一年間このアルバムばかり聞いていた」
というくらい完成度は高くって
優しくて
寂しくて
寄り添ってくれて
温かい
でも、ちょっとロンリー
1990年代以降のソングライターでは
頭3つくらいとびぬけた存在!
一番好きなアルバムを
と、
あえて言うならば
エルビス・コステロがハマったという
デビューアルバム
「ロン・セクスミス」
でしょうか?
■一番多く聞いた
それが理由です。
その「ロン・セクスミス」が見つからず
すぐに見つかったのがこちら
「ブルーボーイ」
オルタナカントリーの大御所
スティーブアール率いる
「Twangtrust」プロデュースという
ロンのアルバムでは
色々経緯があるようで
最もロックしているものではないかと思います。
詳しく紹介したいのですが
これまたいつか違う機会にでも。
初めに聞くなら
デビューアルバム
「ロン・セクスミス」が良いですよ^^