キングカーティス「ライブアット・フィルモアウエスト」レビュー!
アレサフランクリンが
逸話から生まれたアルバムです。
ご存知の方も多いのでは?
経緯はこうです。
フィルモアの出演依頼が来たアレサは
ライブ企画側に多額の出演料を要求しました。
企画側はその金額を聞いて
「ん~!無理!」
となってしまい
なんとかせねばと知恵をひねり出し
打開策として浮かび上がったのが
「ライブアルバムを作って発売しよう」
という物でした。
ライブアルバムを作ってリリースすれば
売れた分印税が入るでしょ?
という名案!
どうせだったら
バックミュージシャンは
最高の人たちを準備しようという事で
選ばれたのが
鬼軍曹率いる「キングカーティスとキングピンズ」だったってわけですね。
まぁ、言い方は悪いですけど
アレサの前座的な立ち位置だったわけですけど
そんなことがあってキングカーティスは
こんな素晴らしいアルバムを残してくれたわけです。
以前一緒に聞いていた仕事仲間で
カラオケに行けばみんなが笑いだすくらい
超の付く音痴君が
「こんなバンドをバックに歌ってみたい」
と言っていたのを思い出すと
笑ってしまいますが
バンドサウンドも最高!
アンプ通したキングカーティスのサックスの音色も最高!
歴史的名盤なので聞いてくださいね^^